メルボルン・社会人留学|情報収集+マインドシフトの重要性を体得する留学

「人生100年時代」と言われる今、その働き方、人生の捉え方が変わりつつあります。そこで昨今注目を集めているのが「リカレント教育」。なかでも40代以降の大人世代の間で注目を集めているのが、「語学留学」と「大学院進学」の2つが再び注目されています。ここではこれまでのさまざまな社会人経験を積んだ“大人の学び直し”留学体験談をご紹介します。第2回目は「学び直し」の枠を超えて海外移住を目標に、現地の生活に必要不可欠な“マインド”を体得なさられた熊田信義さんです。
 

移住を視野に入れた語学留学という選択


- 語学留学をしようと決意されたのはなぜですか?

留学した理由は将来的にオーストラリアへの移住を検討していたためです。
それに必要となる英語力の強化を主な目的として語学留学を決意しました。また母国語が使えない環境に身を置き、英語を「使う」感覚を身に着ける点においても英語圏への留学は最適であると考えていました。
留学先にオーストラリア・メルボルンを選択した理由は、オーストラリア人の友人がメルボルンに居住しており、学校や公的機関以外での様々な支援や情報を得ることが容易であったことなどがあります。
 

- 移住を視野にいれる場合、旅行よりも留学を選択するのは実践的ですね。
それではスクール選びに関してはどういった観点で進められたのでしょうか? また留学前にどのような準備をなさいましたか?

情報収集は主にインターネットを通じて集めましたが、より複雑な内容や選択肢に困るような場合は現地の友人に相談を行い、情報を集めました。
語学学校へ通学する以前は、業務で英語を使うよう環境を選び、周囲の協力を得ながら実践的な英語を学びました。また個人的にはBBCやABCなど英語圏のインターネットラジオ、海外のドラマを見るなどして英語感覚を身に着けていきました

オーストラリア・メルボルン留学体験談:熊田さん
毎月、数人の生徒だけに送られる賞「Student of the Month」をもらいました!

 

- 実際にカプランの授業を受けていかがでしたか?

授業の形式は日本のような一方的に講義を聴くのではなく、様々なテーマに沿って自身の経験談や意見を自分の言葉で述べるようなインタラクティブな授業です。当初は私も含めて日本人としては英語を話す以上に気後れしてしまうシーンもありました。しかしながら、授業では多くの国や地域・幅広い年齢層から生徒が参加するため、英語力だけではなくお互いを理解し合う力も必要とし、必然的に自分の意見や意思を伝えることができるようになったと感じています。また、そのように出会った友人は今でもFacebook等を通じて交流があることは、大きなマインドチェンジにも繋がりました。

また語学学校そのものに関して感じたことは、日本国内でも趣味として通う英語学校と高度に英語力を求める人向けの英語学校がそれぞれ存在していますが、Kaplanでは趣味として学ぶ生徒から、学術やビジネスでの英語利用を目的とした生徒まで1つの学校で幅広くキャリア形成ができることが魅力であると感じています。講師陣には英語圏の企業で務めていたビジネス・パーソンがその事例紹介を交えながら講義を行うこともあり、ビジネス英語だけではなく英語圏でのビジネスの進め方までも知ることができました。外資系企業へのキャリアチェンジを目指す生徒であれば、受講するべき講義だと感じました。

また、Kaplanの良い点は授業後にKaplan講師が主催、引率するアクティビティーが定期的に開催されていることです。様々なレベルの生徒が交流できるこの企画は習得した英語のアウトプットの場としても最適です。イベント内容は国、ロケーションによって異なりますが、私は街にあるルーフトップバーへ行ったりBBQに参加したりしました。またこうしたイベントに参加する生徒は、誰もが多くの文化や国籍を超え、貪欲にコミュニケーションを取ろうとする方が多いため溶け込みやすい雰囲気があります。自身も内気な気持ちが軽減されて安心感がありました。

オーストラリア・メルボルン留学:熊田さん
国籍も年齢も様々なカプラン生

 

- 授業以外にも様々なことにチャレンジなされたのですね。その成果を現職でどのように生かされていますか?

現職では、アメリカ企業が世界へ向けて展開しているサービスや技術を日本へ導入・展開する仕事をしています。
ここでは英語で日本が求めているモノや状況を適切なニュアンスで本国へ伝え、必要とする情報を得ることが非常に重要となり、まさにKaplanで共にした生徒との多くのコミュニケーション経験が多分に活かされています。また、グローバル企業であるため海外出張で現地のスタッフと英語でコミュニケーションをとる機会もあります。また英語が出来れば日本に限らず、希望するポジションに空きがあれば日本に限らず海外のポジションへ応募できるチャンスもあり、仕事の幅と視野が広がったと感じています。
 

- 最後に、これから留学を検討される社会人の方、また現地で仕事を探す方に向けてアドバイスをお願いします。

海外で仕事を得るということは英語が話せることが前提であり、その上でスペシャリティやキャリアが必要です。「英語が話せれば仕事が何でもできる」というフレーズを日本にて聴くことが多いですが、実際には学歴やキャリアも無ければ海外の企業に勤めることは非常に厳しいと心得た方が良いと思います。また、各国政府がその国に必要とする人材のリストを公開されている場合がありますので、これに該当するようであれば、より海外での仕事は得やすいと思います。しかしながら基本的には各国は自国の雇用者を優先しますので、それに打ち勝てるだけのスキルと気合が必要だと思います
 

取材を終えて


海外移住を視野に入れて現地で語学力+α、そのマインドシフトも獲得した熊田さん。
その明確な目的と行動力で確実に夢を現実へと前進されていました。現地での就労状況にもアンテナを張り、日々ご自身のモチベーションを保たれており意識の高さを感じました。
 

●熊田さんが留学したセンター

Kaplan International Englishメルボルン校(オーストラリア)

オーストラリア南東部にあるメルボルンは、親しみやすい雰囲気が魅力で、7年間連続して世界で最も「住みやすい」都市に選ばれたところでもあります。カプランのセンターがある場所は、メルボルンのダウンタウンのすぐ近くで、再開発されたとても綺麗なエリアにあります。センターは、ガラス張りのモダンな建物の5階にあり、とても開放感のある場所です。

カプラン・メルボルン校(オーストラリア)

 

カプランのオーストラリア語学留学

 

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