旅行・留学先でローカルに溶け込むには?
夏休みに突入し、そろそろ旅行や留学へと出発される方もいらっしゃるのではないでしょうか!
留学でその土地に住まれている方はもちろんのこと、旅行で訪れる方も現地の文化に溶け込んで、ローカルの人たちのように街を満喫したいな・・・。と思った経験ってありませんか?
世界中にあるカプランの語学学校にも、毎年何千人もの学生が英語を学びにやってきます。
英語だけでなく新しい文化を学び、毎日充実した生活を送っているカプランの学生たちは一体どのようにして現地の文化に溶け込んでいるのか?
本日は、彼らの経験と併せて旅行・留学先でローカルに溶け込むためのちょっとしたアドバイスなんかをご紹介したいと思います。
1.地下鉄の呼び名を覚えよう
英語で地下鉄は、"subway"が一般的ですが、英語圏全ての場所で同じ言い方をするわけでありません!歴史的な背景も絡み、それぞれの国や街で特有の呼び方があるんです。
では世界のメジャーな街で地下鉄がどのように呼ばれているのか、また地下鉄を使用する際に良く耳にするであろう単語とフレーズをご紹介します。
・ニューヨーク:"Subway"
・シカゴ:"The L"
"L"は、elevated(高架)の省略で、多くのラインが高架を走っている為、この呼称が一般化したそうです。
・ボストン:"The T"
MBTA(マサチューセッツ湾交通局)は、マサチューセッツ州の公共交通機関事業者のことを指します。
そして、そのMBTAが管理している地下鉄は、Tという呼び名で親しまれています。
・パリ:"Metro"
元々、この"Metro"という単語は、"Paris rail network"(Metropolitan Railroad)の呼び名として使用されていました。
それが今ではパリだけでなく、ワシントンなどのメジャーな街でも使用されるようになりました。
・ロンドン:"The Tube"
ロンドンの地下鉄はとても深い場所に位置しているため、チューブの形をしたトンネルが由来となり、"Tube"と呼ばれるようになったそうです。
ロンドンに訪れた際、"Top-up"という言葉をよく耳にするかと思います。これは、日本で言うとろこの"Suicaにお金をチャージする"という意味です。
例: Do you need to top up your travel card before we enter the station?
改札に入る前にトラベルカードにトップアップ(チャージ)する必要がありますか?
また、ロンドンでは日本で言うSuicaやICOCAのことを"Oyster Card(オイスターカード)"と呼びます。
でも何でOyster?牡蠣?と思った方!
実は、これはシェークスピアの作品"ウィンザーの陽気な女房たち"で出てきたフレーズ"The world is your oyster."が由来だそうです。
この"The world is your oyster."は、"世界はあなたのもの"という意味のため、
望むものは叶えることができるし、行きたいところにはどこでも行くことができるという意味を込めてOyster Cardと呼ばれるようになったそうです。
実はとっても深い意味があったのですね。
2.公共交通機関を利用して現地の文化を理解しよう
旅先・留学先で移動する際、公共交通機関を使用していますか?実は、現地で公共交通機関を使用することは現地の文化を理解する為の近道なんですよ♪
現在カプランで海外生活を謳歌している学生たちも、現地の公共交通機関を多いに利用して現地の文化に溶け込んでいるようですので、いくつかのアドバイスをシェアしたいと思います。
・ロンドンで学び、毎日24番のバスに乗ってイギリス文化を堪能
「24番のバスはVictoriaから乗ることができます。
トラファルガー・スクエアに着くまでに、ウェストミンスター寺院、ホワイトホール、ダウニング街10番地など、多くの有名なランドマークをバスに乗りながら堪能することが可能です。
また、カプランのレスタースクエア校はトラファルガー・スクエアから歩いてたった数分の場所に位置してるので、毎朝の登校でロンドン市内観光をしている気分になります!
その後、このバスはロンドンの歴史的なシアターを通り過ぎカムデンタウンへと向かいます。そして、最終的にはハムステッドヒースへと辿り着きます。
ハムステッドヒースはとても緑が溢れた美しい公園があり、ゴミゴミした都会の雰囲気とは違った落ち着いた癒しの空間を満喫することができます。」
・昔にタイムスリップして、メルボルンの景色を堪能
「メルボルンを訪れたら、是非トラムに乗ってください!メルボルンのトラムは、世界最大の路線網を持っているんですよ。35番のトラムに乗れば、街のメインロードの景色を見ることができます。
車両は60年代スタイルなので、まるで昔にタイムスリップしたような気分を味わうことが可能です!そして一番の魅力はやはり、乗車料無料エリアが設けられているということ。場所によってはタダでトラムに乗ることができるんですよ!」
・ニューヨークで学び、"R"ラインに乗って世界を見る
「"Big Apple"の名称で親しまれ、世界中の人を魅了し続ける街ニューヨーク。
地下鉄のRラインに乗れば、色々な文化・背景をもった人々に遭遇します。7ラインに乗り換えてフラッシングエリアに行けば沢山の有名な中華レストランもあります。
また、59ストリート辺りの駅に行けば、多くのイタリア人・アイルランド人・ロシア人を見かけるため、ニューヨークがどれほど多様な文化が織り交じった街なのかを理解することができますよ。」
いかがでしょうか?
みなさんも、旅行・留学先で公共交通機関を使用するのが楽しみになってきましたか?
現地の文化に溶け込めば、きっと楽しい経験が出来ること間違いなしです!
楽しい経験をした方は是非コメント欄で旅の思い出をシェアしてください♪♪