【イベントレポート】先輩に聞く!社会人留学のリアル~留学後のキャリアの本音トーク~(1月16日開催)

令和2年を迎えた今年1月16日(木)にキャリア女性のための転職サービス・LiBzCAREER(リブズキャリア)とカプラン主催のイベントが開催されました。 「先輩に聞く!社会人留学のリアル~留学後のキャリアの本音トーク~」と題された今回は、カプランの卒業生を交えた体験談の紹介から、参加者全員で共有し合うワークショップ「2020年のわたしの目標」までを実施した充実した2時間の模様をレポートします。

 

わたし、を象徴する言葉は何ですか?


まず当日会場で配布されたワークシートには2つの質問が投げかけられました。

●あなたを象徴する言葉は何ですか?
●あなたの次の一年を象徴する言葉な何ですか?

2つの質問はシンプルでありながらも、すぐに言葉にするのは簡単ではないという方もいるでしょう。会場に集まったみなさんはとても慣れた印象で各々が記した言葉をその場で発表してくださいました。端的に自分を表現なさる方から、自らを4字熟語で表す方など、会場に集まったみなさんの多才さが伝わります。 即行のライトニングトークさながらの熱いムードに包まれました。

ワークショップの風景


2つ目の質問である「あなたの次の一年を象徴する言葉な何ですか?」は「目標を持つ」という方が多かったようです。そしてその中には「留学したい」という思いを打ち明けてくださった方もいらっしゃいました。いよいよ会場の本音熱が高まった後、カプラン卒業生による体験談紹介のセッションがはじまりました。

 

『英語 銀行』で検索して現職に転職!過去の自分の経歴を生かす


今回イギリス・ロンドンにあるレスタースクエア校に短期留学された永井麻里さんは、数回の留学経験があり、昨年再びイギリス地に降り立ちました。留学をするたびにご自身の英語スキルを上げ、これまでのキャリアに加え見事念願の「英語を使う」職場に転職を実現した行動派です。 会場からは、留学後の転職に長い時間がかかるのでは?と質問が上がると「過去の自分のキャリアと“英語”など留学後の自分の関心事を並べて、インターネットや転職サイトで検索するとどんな仕事が市場にあるのか分かる」と実体験に基づいた持論を展開。

社会人になってからの留学経験を活かし、英語を駆使する仕事に就いた永井さん


「その場その場を堪能仕切ってきた学生には、必ずといってよいほど新しい分岐点がある」と同意したのはカプラン ジャパンカントリーマネージャーのチャーチル聡子(左) これまでの築いてきた仕事に、新たなスキルとして習得した英語を足すとその先の人生には何が見えるのか?真剣に留学と自らのキャリアを思い描くほど、現地の生活や必要費用などその実態が気になってきますね。その不安や期待に応えてくださったのは、フリーカメラマンの遠藤素子さんです。

 

やっぱりわたしの英語はダメだ!は変わる大人の留学のすごさ


フリーランスカメラマンとして独立し、数々のメディアで重要人物の取材現場に関わる遠藤さんは撮影の現場で英語の必要性を痛烈に感じたことが留学のきっかけだったといいます。それはある日のこと、撮影の場でネイティブスピーカーの緊張をほぐそうと英語で話しかけたところ、日本語で切り返されてしまったことが記憶に残ったといいます。 しかし、海外から度々訪れる重要人物の取材では英語は欠かせないコミュニケーションツールのひとつ。良い仕事をするために、英語で(またはその相手の言語で)コミュニケーションをすることは大切なんだと身を持って実感した遠藤さんは、2週間の短期留学を決意します。 遠藤さんが選択したのは「集中英語コース」で、朝8:30から午後2:00までクラスを受講し放課後は課題とひたすら英語学習にすべてをつぎ込んだのです。その努力は身を結び、帰国後の仕事では取材対象者に英語を臆することなく話せ、現場の雰囲気がいつも以上に輝いて感じられたとお話くださいました。

フリーランスカメラマン遠藤素子さん


フリーランスという職業柄、時間を有効活用して自らのスキルアップに活かせる環境は特殊ですが、一方では長期間職場を離れる不安も伴います。しかし、それ以上にその成果が仕事に結びついていることを実感された遠藤さんは、今後も定期的に留学を続け、自らのスキルアップを目指していくと語られていたのは印象的でした。 英語環境に自ら身を置き、その多様性の中で人とコミュニケーションをとることは、何かとてもハードルの高い自分が萎縮してしまうような経験をなさられた方ほど、その後思わぬタイミングで今の仕事に影響を与えていることはお二人とも共通しているポイントでした。

 

自分の目標は見えましたか?


今年も始まったばかりですが、この記事をお読みのみなさんは今年の目標はありますか?「環境を変えることで、自分のできないことや、自分がわかる」そんな風に語ってくださったカプランの卒業生のおふたりは「ぜひ、海外留学の楽しさとタイミングを大切にしてください」と会場へ語りかけました。その日の会場はいつになく、熱気あるムードに包まれました。

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