社会人留学におすすめ『カプラン30+』プログラム

Akiko

10 February, 2020

社会人の留学には学生の時とは違った悩みがあります。例えば「周りのクラスメイトと話が合うか心配」だったり、「帰国後に活かせるスキルが身につけているのか」など、社会人だからこその悩みがあると思います。そんなお悩みを解決すべく作られたのが、今回ご紹介する30歳以上限定のプログラム『カプラン30+（プラス）』です。

カプラン30＋とは？

『カプラン30+』はその名の通り、30歳以上の留学生に限定した学習環境を提供するプログラムです。特徴の一つは、校舎内にあるカプラン30+専用のエリア。センターによっては専用エリアの規模が異なり、ロンドンのレスタースクエア校に関してはセンター全体が30歳以上限定だったりします。

カプラン・ニューヨーク　セントラルパーク校カプラン30＋ — ニューヨークセントラルパーク校の30+エリア

各センターで開講している英語コースが専用エリアで受講できるほか、カプラン30+向けに考案されたK+ Learning Clubs^*（課外レッスン）やソーシャルアクティビティに参加することができます。どちらも留学後に活かせるようなスキルやネットワーキング構築の場として活用できます。カプラン30+プログラムを提供しているセンターは、イギリスにはロンドンレスタースクエア校の他にリバプール校、アメリカには昨年10月にオープンしたばかりのニューヨークセントラルパーク校、そしてカナダにあるトロント校の全部で4箇所あります。

^*セミ集中英語コースや集中英語コースなどの一部の英語コースをお申し込みいただくと参加できる課外レッスン

30歳以上向けの特別カリキュラム

今回は、カナダ最大の都市にあるトロント校を例に、センターの中を見ながらカプラン30+用に考えられたカリキュラムをみてみましょう。カプランのトロント校は、ダウンタウンの中心にあるユニオン駅から徒歩5分ほどの場所にあり、トロントの台所とも言われるセントローレンスマーケットやCNタワーなどの名所が周辺にあるビルの中にあります。入り口にもカプランのロゴが付いていてわかり易く、右側にはCNタワーも見えます。

カプランのセンターはビルの2階にあり、中に入ると広々とした空間が広がります。ラウンジには自販機や電子レンジもあるので、お昼ごはんを温めたり、休憩時間におやつを食べたりすることもできます。共有スペースではパソコンを開いてメールのチェックや勉強する生徒もいれば、仲良くなったクラスメイトとおしゃべりする生徒もいて様々です。トロントはカナダの中でも特に多くの民族で構成されている都市で、カプランのトロント校も例に漏れず南米からヨーロッパ、中東、アジアと世界中から集まっています。

センターには15以上の教室があり、一部をカプラン30+用に確保しています。授業の時間は午前の部と午後の部があり、その時の英語レベルや国籍バランスによって振り分けられます。どちらの部でも、レッスンは一コマ90分で休憩が10分あります。下の図は、集中英語コースを受講した場合の午前と午後の部の時間割です。集中英語コースには、英語の基本4技能を強化する総合英語レッスンに加え、スピーキングとリスニングに特化したレッスンやビジネス英語に特化したレッスンなどから自分の興味がある分野を選んで受講できる、選択科目が受けられます。

ここまではどの英語コースを受講してもほぼ同じですが、カプラン30+のもう一つの特徴である社会人向けのカリキュラムは少し違います。例えばK+ Learning Clubs（課外レッスン）では、履歴書やビジネスメール、レポート作成に必要なライティング力を身につける「Professional writing Club」や今ニュースで話題になっている事柄を話あう「Current affairs Club」、ビジネスでは欠かせないスモールトーク術を身につける「Business Small Talk Club」などが毎週開かれます。自主学習をしたい場合は、コンピューター室でオンライン学習システム（K+ Online）にアクセスしその日のレッスンを復習することも可能です。

この他にも、英語での面接スキルを身につけるワークショップや英語の履歴書の書き方を身につけるワークショップなども定期的に行っています。もちろん勉強だけではなく、現地の文化や習慣を体験できるソーシャルアクティビティも社会人の興味関心に沿ったものを用意してあり、ホッケーゲームをパブで観戦したり、夜のロイヤルオンタリオ博物館を楽しむイベントも留学後も続くネットワークを構築することもできます。