語学留学におすすめの国とプランガイド|後悔しない留学先は?

数ある英語圏の国の中でも、語学留学におすすめなのはどこの国なのでしょうか。 また、留学で行きたい国が決まったら、次に気になるのは語学学校です。語学学校は大きく分けて私立か大学付属の2種類があり、それぞれで特徴が異なります。 限りある時間を使って留学するのですから、後悔しない留学先を選びたいですよね。 そこで今回は、「語学留学に興味がある」という人のために、語学留学におすすめの国や学校、コースなどをご紹介します。

||目次||

1. 語学留学におすすめの国は?

2. 語学留学におすすめの学校とスタイルは?

3. 語学留学におすすめのコースは?

4. 理想の留学スタイルを思い描こう!
 

語学留学におすすめの国は?


ひと口に「語学留学」と言っても、行き先となる国や地域によって、留学を通じて得られるものが少しずつ違ってきます。 ここでは、初めての留学におすすめできる6カ国をご紹介します。

語学留学におすすめの国は?


 

学校の選択肢が多いほうがいい人向け

アメリカ

日本人に限らず、世界中の多くの人々が留学先としてアメリカを選びます。そんなアメリカは、国全体に語学学校が点在していることから、学校の選択肢が豊富です。英語を学ぶだけでなく、世界中からやってくる多様なバックグラウンドを持った留学生と交流し、交友関係を広げるチャンスにも恵まれています。 一方で、留学生の中には日本人学生も多いという点には注意が必要です。気を抜いていると、つい日本人留学生同士で固まってしまい、ネイティブと話す機会が減っていきます。 特に都市部は物価が高いので、費用を抑えたい人は滞在先を選ぶ際に気をつけましょう。
 

 

日本人の少ない国で英語にたっぷり漬かりたい人向け

イギリス

イギリスはアメリカよりも日本人留学生が少なく、ヨーロッパからの留学生が多いのがメリットです。 国内に観光名所が多く、近隣のヨーロッパ諸国にも旅行しやすいので、長期の留学でも飽きることなく満喫することができます。 ただ、イギリスはヨーロッパの中でも物価が高く、留学にかかる費用がかさむ点には注意が必要です。

 

アイルランド

アイルランドにはフレンドリーな人が多く、留学生を温かく迎えてくれる環境があります。中には家族経営の語学学校があるのも特徴です。 ヨーロッパ諸国から訪れる留学生が多く、日本人が少ない中で英語を学びつつ、ヨーロッパ各国の文化にも触れることができるでしょう。 日本からの直行便がないため、ほかの国に比べて渡航費用がかかるのが注意点です。
 

 

居心地の良さを重視したい人向け

人によって居心地の良さは異なりますが、ここでは、イギリスの『エコノミスト』誌の「世界で最も住みやすい都市ランキング」にランクインしている都市がある国をご紹介します。

カナダ

豊かな自然に覆われているカナダは、バンクーバー、トロント、カルガリーの3都市が2016年の「世界で最も住みやすい都市ランキング」で10位以内にランクインしています。 カナダでは、ほかの国に比べて癖が少なく、聞き取りやすい英語が話されています。 日本人留学生から人気が高いため、「日本人が少ない環境でしっかり英語を学びたい」という人は、なるべく日本人同士で固まらないなど、現地での過ごし方を注意する必要があるでしょう。

 

オーストラリア

オーストラリアは日本との時差がほとんどありません。2016年の「世界で最も住みやすい都市ランキング」には、メルボルン、ウィーン、アデレード、パースの4都市が10位以内にランクインしました。 比較的治安が良いとされ、「ESOS法」によって留学生の権利を保護し、安心して学べる環境を提供しています。 注意点としては、英語に訛りがあること、紫外線が強いこと、物価が高めであることなどが挙げられます。
 

 

大自然に囲まれながらのんびり学びたい人向け

ニュージーランド

オーストラリアの隣に位置するニュージーランドは、広大な自然を有している国です。映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地があることでも知られています。 都会すぎず、のどかな自然に囲まれた環境で英語を学びたい人にはニュージーランドがおすすめです。 カプランの場合、オークランド校では英語を学びながら働けるコースを選択できます。 ただ、自然豊かな環境は、日本の都会に慣れている人にとっては物足りないかもしれません。
 

 

語学留学におすすめの学校とスタイルは?


語学留学で通う学校は、私立の語学学校と大学付属の語学学校の主に2種類に分けられます。留学スタイルには短期か長期があります。

 

おすすめの学校

・私立の語学学校
一人一人に適したコースやレベルで、スキルアップを図れるのが私立の語学学校です。クラスはレベル分けされているところが多く、たいていの場合は留学初日にクラス分けテストが行われます。 ビジネスや試験対策など、何かに特化したコースを設けている学校もあります。 大学の敷地内に校舎が位置する学校もあり、その場合は大学の施設を利用することができます。

・大学附属の語学学校
大学附属の語学学校には、将来的に現地の大学に進学し、そこから就職または大学院進学とステップアップするのを目的とした学生が集まる傾向にあります。受講期間は決められており、大学の授業についていけるレベルまで英語力を磨くためのレッスンが行われます。 最初は授業についていくのがやっとかもしれませんが、大学の伝統ある雰囲気の中、ほかの留学生たちと切磋琢磨しながら学べる環境は良い刺激になるでしょう。

 

おすすめの留学スタイル

・短期留学
カプランでは5カ月未満の留学を短期留学と称しています。春休みや夏休みなど、決まった期間を利用して留学を考えている人におすすめです。長期留学よりも費用を安く抑えられて、国によってはビザを申請する必要なく留学することができます。

・長期留学
カプランでは、5カ月以上の留学を長期留学としています。 休学の手続きをしたり、短期留学よりも多めの費用を準備したりする必要がありますが、長い期間留学する分、確実に英語力を身に付けられるでしょう。 また、勉強の合間に滞在先の近くや近隣の国を観光する余裕があり、長く滞在することによって留学先の文化を深く知れるというメリットもあります。

 

語学留学におすすめのコースは?


ここでは、カプランがご用意する多様なコースの中から、目的別におすすめのコースをご紹介します。

語学留学にオススメのコースは?

 

バランスよく英語力を身に付けたい!

リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングをバランスよく強化したい人には、「フレックス英語コース」や「長期留学コース」がおすすめです。 フレックス英語コースは2週間~52週間の中で自分に合った受講期間を選択することできます。授業数の違いによって「半日英語コース」「総合英語コース」「集中英語コース」の3つに分かれているので、自分にふさわしい授業数のコースを選びましょう。 長期留学コースには、受講期間を自由に選べるコース(フレックス英語コース)と、期間とコース開始日が設定されている「長期パッケージコース」があります。 少しでも費用を節約したい人は、割引のある長期パッケージコースを選ぶと良いでしょう。受講期間は5カ月・6カ月・8カ月と決められています。 バランスよく英語力を身に付けたい人の中でも、確実にスキルアップを図りたい人、将来的に大学進学を考えていて一定の英語力が必要とされる人は、長期留学でしっかり勉強するのがおすすめです。

 

勉強を頑張りながら観光も楽しみたい!

勉強と観光を両立させたい人には、「半日英語コース(フレックス英語コース)」がおすすめです。 通常のフレックス英語コースとは異なり、授業が半日(1日3時間)で終わります。午前中にしっかり集中して勉強し、午後は街でショッピングをしたり、観光を楽しんだりできるプランです。

 

ビジネスで使える英語を身に付けたい!

就職を控えている人、海外企業に就職を考えている人など、ビジネスに特化した英語を習得したい場合は、「ビジネス英語コース」がおすすめです。 ビジネス英語コースでは、一般英語の授業のほかに、ビジネス英語の授業を週8レッスン受講することができます。ビジネスシーンで使える英会話にとどまらず、ミーティングの進め方、ライティングスキルなども身に付きます。 また、就活では避けて通れない面接対策を学べる点もポイントです。

 

資格試験のスコアをアップしたい!

ビジネスや進学のために英語試験のスコアが必要な人におすすめするのが、「英語試験対策コース」です。このコースでは、TOFEL®やIELTS®をはじめ、ケンブリッジ英語検定やGRE®、GMAT®など、試験ごとにコースが設けられており、点数アップを目指すことができます。 校舎によっては、授業で使っている校舎がそのままテストセンターになることもあり、通い慣れた環境で試験を受けられます。

 

留学しながら現地で働いてみたい!

留学しながら働いてみたい人、または現地でもっと自由にお金を使いたいと考えている人におすすめするのは、「ワーク&スタディコース」です。このコースでは、英語の授業を受けながら、パートタイムの仕事に就くためのサポートが受けられます。履歴書の書き方や面接の準備の仕方を教われるほか、就業先との面接を3回までアレンジしてもらえます。 もちろん働いた分は給料が出るので、勉強しながら現地での生活費や交際費などを稼げるのも魅力です。

 

理想の留学スタイルを思い描こう!


語学留学をして本当に英語力を身に付けたいなら、留学前の下調べや準備は怠らないようにしましょう。 どのような環境で何を目標にして、留学後はどんな自分になりたいか、といったことを思い描くところから留学の準備は始まります。 時間もお金も有限ですから、留学の費用対効果を最大化するべく、自分に合う国と語学学校、プランを選びましょう。

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