ロンドン留学体験談:岩田さんの留学体験談パート2 -授業編-
ロンドン留学体験談 (授業編 Part 2)
今回の記事では授業の内容について書きたいと思います。
コース初日について
語学学校は毎週月曜から始まり、初日の午前にクラス分けのテスト(文法、作文)があり、自分はUpper Intermediateという5段階のクラス分けの中では上から2番目のクラスに割り当てられました。私のクラスは午後のみのクラスになりました。
インテンシブビジネスコースは、14時半からの必修科目の前に、選択科目が1時間15分間あります。
選択科目、必修科目でクラスメートは若干変わりますが大体同じで、国籍の構成も多い順でイタリア人、ブラジル人、フランス人、ドイツ人、中国人とヨーロッパ人が大多数を占めていて、日本人にとっては非常にバランスが良いと思います。
また、彼らのバックグラウンドも経営者、弁護士、医者、MBA保持者、学生等バラバラで、自分とは違う知識や考え方を持っているので、ディスカッションの際に非常に勉強になります。
先生も選択科目、必修科目で分かれていて、それぞれ若い女性の先生(Jenniferさん)と英国紳士風のおじさん(Telfordさん)が担当しています。
印象としては、女性の方が厳しい印象で、男性の方は物腰が柔らかく優しい印象でした。
My favorite class
選択科目を紹介したいと思います。
今週のテーマは企業倫理がテーマで、企業活動において何が非倫理的で、何がより倫理的かをグループでディスカッションし、与えられたお題毎に皆の前で発表する形式の授業です。
また、企業が倫理的なジレンマを抱えている際に、問題解決の方法を提示するような議論の運び方を学んで、覚えたフレーズを使いながらロールプレイをするなど、とにかく皆の前で発表する機会が多いのが特徴です。
先生はディスカッションの最中や発表の際に喋っている内容を聞いてメモを取って、最後に皆の間違えをプリントアウトし、宿題として渡してくれます。
また、前方のスクリーンにスクリプトを表示させたり、解答をタイピングしたり、直接電子ペンで書き込むことが出来たりなど、使われているデバイスも最先端です。
感想としては、英語のレベル的には丁度いいと感じていますが、私のバックグラウンドは理系で社会人経験も皆無なので、ビジネスに関する前提の知識が無いと、時々ディスカッションの際の話に深みが出なくて辛く感じる時もあります。
それでも、企業倫理関係の単語はどれも日本語で聞いたことがあっても意味を知らなかったりするので、英語でビジネス用語の意味を理解するプロセスは非常に新鮮です。
来週のテーマはプレゼンテーションスキルで、良い・悪いプレゼンテーションをそれぞれビデオで見ながら学びつつ、金曜日に各自プレゼンをするそうです。
My favorite teacher
Telfordさんの授業を紹介したいと思います。
他の生徒からの評判も良く、細かい文法のミスや発音をその場で直してくれるなど、丁寧な指導で私も気に入っています。
今週は国際マーケティング、ブランディングがテーマで、金曜日には各国のブランドに関するプレゼンテーションをしました。
私は知り合いの方が起業した衣服のブランドについてプレゼンテーションをしましたが、コンテンツが良かったお蔭か、質問も沢山来て評判が良かった気がします。
ただ、先生には私の発表はイントネーションが余りないので聞き取り辛いと指摘されましたので、今後改善と練習が必要です。
他の学生のプレゼンを見て良いところ悪いところを指摘し合うので、とても勉強になります。
K+club
授業以外にも学習の機会が与えられています。
学校の2階にStructured Study Centreという名の自習室があり、そこでは毎週午前と午後に様々なClubが企画されています。
例えば、Culture Clubは、中国の新年について中国歴の計算の仕方、何を食べると縁起が良いのか、今年の干支は何かをグループ毎にインターネットを使って調べて、最後に発表し皆で共有するというものでした。
他にも、Study Skillsでは、エッセイの書き方、魅力的なイントロダクションの書き方をレクチャーされた後、エッセイのテーマを与えられ、後日担当の先生にメールで送信し、添削してもらうものでした。
自分の場合は午後に授業があるので、午前の11時45分から12時半の回で興味があるClubに行っています。
また、自習室にはPCが10台ほど置いてあり、オンライン学習ツールを使った自習や、プレゼンテーションの準備をしたり、DVDや本を借りて自宅に持って帰ったりすることも出来ます。
次回は、滞在先の学生寮をご紹介します!