バーチャル留学体験談| 自宅から海外留学!「K+LIVE」オンライン授業体験・菊地陽奈さん

留学といえば、みなさんが考える最大のメリットは「現地の英語環境で英語漬けになること」と考えますか?それでは「オンライン学習」のメリットは何でしょうか。

ここでは、カプラン・ポートランド校で対面式授業を受講したご経験をお持ちの菊地陽奈さんに「K+LIVE/バーチャル留学」を受講いただき、それぞれの違いをご体験いただきました。いま、なぜオンライン学習をスタートするのか、リアルな声を参考に、ぜひみなさんの学習計画に活かしてみていただけたら幸いです。

 

Haruna Kikuchi

菊地陽奈さん(大学生)

留学代理店・アンジェラスの留学奨学金で2週間の短期留学を経験

現地では迷子になった経験を活かし、ピンチをチャンスにする力を身に着けたという

英語レベル:中上級レベル

今回はKLIVE本時間18:00~23:45の授業と選択授業、及びアクティビティに参加

 

■現地イギリスからカプランの講師が直接指導するメリットとは?

―まず、カプランのオンライン授業『K+LIVE』をはじめたきっかけを教えてください。

 

新型ウイルスの拡大に伴う自粛期間があり、当初友人と予定していた海外旅行がキャンセルになりました。この期間をプラスに捉え、どう行動するかがするかが将来的に重要になるだろうと判断し、何が出来るか、何をすべきか試行錯誤していたのですが、同時に社会的にも自分自身にも、進歩のない日々に言い様のない焦りも感じていました。そんなとき、カプランが「バーチャル留学(オンライン英語の授業)」を提供し始めたと聞いて、直感的に「これだ!」と思ったのがきっかけです。

 

―カプランのオンライン授業はいかがでしたか?講師の質や、生徒の印象、費用などお聞かせください。

 

初日は、授業の流れや、雰囲気を掴めていないこと、又インターネットスキルに自信がなかったこともあり、焦りと不安に押しつぶされそうでした。それでも、このオンライン授業を経ることで、英語スキルや自身の定見の構築の次のステージに行けると確信していたので、非常に期待し、意気込んで取り組みました。授業はインプットとアウトプットが交互に行われ、グループワークやペアワークに富んでおり、スピーキングを通して、留学の醍醐味である、肌で学んでいく感覚で密に学べたと感じます。

 

改善が必要な点は、強いて言うならば、生徒は全員カメラオンで授業に挑んで頂きたいな、と感じた箇所です。ペアワークをする際に、相手がちゃんと居るのか、話を聞いてくれているのか解らず不安を感じましたし、会話ができても、相手の名前をひたすら見つめて進行していくのはどこか寂しかったです。

 

費用の面に関しては、私は今回本当に幸運なことにモニターという形で参加させて頂きましたが、やはり躊躇してしまう価格帯であると思います。ですが授業や様々なアクティビティを受けていると、確かにこれが適した価格なのかもしれないと感じましたし、この状況の中、世界中の人々と会話が出来、一つの同じ目標を持って英語を学べると言うこと自体が物凄く貴重なので、自信を持ってお薦め出来ます。

ほんの少しの期間でも、アクションを起こすことに意義を有しますし、やると決めた方には、お支払いする金額以上の経験、価値を得るぞという意志を持つことが肝要であると考えます。合理的で楽しみながら英語を学べるメソッドでしたので、強く継続したいと思うのですが、大学の授業を9時-18時迄やった後に、18時-0時45分迄オンライン留学の授業を受けるというのは流石に大変で、双方とも妥協せずに遣り切るのは、それこそ私の場合一週間が限度であったように思います。どちらにも宿題が課されますしね。自分の限界値を見極めて取り組むことは、一種の丁寧な戦い方なのだなと考えました。

 

―授業で良かったという点、または改善が必要だと感じられた点はありましたか?

 

カプランの教師のみなさんは、とてもフレンドリーで親身です。

インターネットを用いることに慣れていない方も居るということを良く理解して下さっていましたし、テキストのリンクのある場所が解らなかった時は、明るく丁寧に教えてくれました。又クラスメートが自分の画面をシェアして教えてくれたりもしました。そういった相互扶助の感覚がクラスに溢れていたので、安心して学習に集中することが出来ました。寧ろ私が未だ浅慮浅学なので、変な質問や失礼な言い方をしていないかな?とひやひやしましたが、カプランの授業や先生方は「実践して学ぶこと」に重きを置いていたので、皆さんのフレンドリーな様子に、次第に気にすることなく会話に取り組めるようになりました。

 

―菊地さんは、『K+LIVE』にあるすべてのクラスに参加されましたが、それぞれを受講し気になる点や、良かった点はありましたか?

 

まず、一般科目ですが、グループワーク・ペアワークの頻度も多くあったので、当初の緊張もほぐれてきました。前半に語彙や文法の基礎をインプットし、後半にクイズや読解問題、会話を 通してどんどんスピーディーにアウトプットをするという授業展開が、英語を身につけやすく、前日学んだことも忘れにくくなっている ことに気がつき、日本の義務教育のうちからこういった形態で学びたかったな、と強く考えました。

 

選択科目は、「General」-スピーキングが多くあったものです。文法を考えてから話すという教育を受けてきた自分を、マインドセットするために「とにかく話す」という環境を選びました。ほかにも、試験対策の「IELTS」も選択できます。マイページから「Click Here」をクリックすると、カプランのスタッフがオンライン上で選択科目の相談にも乗ってくださいます。話す機会に重点を置く為Generalを選択しましたが、とっさの会話力が以前に比べ遙かに身につきました。会話のスキルは筋肉のように、実際にトレーニングした分しか身に付かないので、自分にとって最善の選択であったと思います。

 

そのほか、「K+Clubs」は、カジュアルに学べるスタイルで、アウトプットをするという意味合いが強くあったように感じます。このクラブでは、自分以外にもさまざまなレベルの方と会話し、意見交換をしたり、それらをまとめて論じたり、パワーポイントを用いて発表する等、学術的な要素をベースに意思疎通を図るという取り組み方をしました。それ以前の授業で学んだことを実践する場所でもあったので、画期的に学ぶことが出来ました。自身より英語スキルが上の方とペアワークすることも多々あったので、自分ももっと勉強しなきゃ!と刺激されたことを印象深く覚えています。

 

そして最後は、「ソーシャルアクティビティ」ですね。英語を純粋に楽しめたのはこのクラスでした。毎日異なる授業内容は、皆で(各自用意の)紅茶を飲みながらイギリスのことわざを学んだり、ゲームをしたり、ショートフィルムをみたり、クラス全員とトピックに合った会話をする等、余計な緊張感やストレス無く、楽しんで授業を受けることが出来ました。ここでもペアワークやグループワークが盛んで、時間が余るとお互いの国や私生活について話すなど、積極的に会話しました。ワークの相手の中には、日本に何度も行ったことがあるよー素晴らしいところだよねと言ってくださる韓国や中国出身の方が何人も居て、社会的なものに囚われず、一個人として対話することの楽しさ、貴さを感じました。毎回最後のクラスであるこの「ソーシャルアクティビティ」を終えると、気分が高騰して中々寝られませんでした。

 

―カプランの授業は身着くと感じられた最大に特徴は何でしょうか?

 

やはり、インプットとアウトプットを授業の中で何度も行うという点にあると思います。そう考えると対面の授業よりオンライン授業は、ブレークアウトルームという制度があるので、メリハリがあって画期的でした。考えるよりまず先に発する、ということを助長してくれていたように思います。

また当たり前ですが、説明や質問、答えも全て英語なので、1週間で自然に英語で思考ができるようになってきた様です。前回、ポートランドにて留学を体験させて頂いた後、帰国し実家に帰ると、寝言を英語で言っていたよと家族に驚かれたのですが、今回はオンライン留学を経て、全編英語の夢を見ました。大学でも毎日のように英語を学ぶのですが、やはりこういった潜在的な経験をすることはないので、どれだけ吸収していたかを殊に感じます。

日本ですと、クラスメイトが日本人ですし、躓くと日本語に逃げてしまうことが可能ですが。カプランのオンライン授業は当然、世界から生徒が集まっていて、共通言語の英語を話さざるを得ないので、その環境が自分を追い込んでくれたのでしょう。もちろん、現地で学ぶ留学もお薦めしたいですが、いまはそれが難しい環境にある以上、この場で出来ること、日本に居ながらも、自分の能力を磨き身に着けるには、こういったオンラインのもの、特にカプランのメソッドが活きた授業は身に着くと感じました。

 

■あたらしい自分に出会える!オンライン授業で留学と異なる英語力を身に着ける

 

―オンライン授業を受ける前と後、もっともご自身が変わったと感じるのは何でしょうか。または、ご自身の目標に達することが出来たと感じましたか?

 

授業が始まるまでは、不安が大きかったです。それは、英語を学ぶというだけではなく、大学の授業とこのオンライン授業を両立させる不安でした。でも、それは『自分の惰性じゃないか』と気づきました。以前から、学生のうちに「自分の限界値及び最高のパフォーマンスや仕事をする為のルーティーン」を知りたいと考えていたので、英語学習は勿論、それを手探りで探す絶好の機会だと考えを改める事が出来ました。実際授業が開始すると、「まだまだ欠陥の多い自分」を常に感じました。日々の授業で次第に自分のバランスや集中力の質を、主観的ではありますが掴むようになり、英語はもちろん、「これまでの自分+α」を得たことで、これからどう人生の舵を切るかを再度考える切っ掛けにもなりました。

やはり大学の授業を受けながら、夜のオンライン授業を受けるのは体力的にも、気力的にも簡単ではありません。ですが、『どこまで妥協しなければ、次の日も良いコンディションや集中力を保っていられるか』を体得することが出来ましたし、その中で「妥協しなかった!」という自覚を日々積み重ねてきたことで、もう全部放り出したくなった時や手を抜きたいときに、自分を押しとどめる『重り』をつくることが出来たと実感しています。自信をもって、目的を達成することが出来たと言えるでしょう。

 

―なるほど、オンライン授業は新しい挑戦でしたね。実際、オンライン授業のメリット、デメリットはなにかありましたか?

オンライン授業の メリットは、デメリットとも背中合わせと感じます。

実際、オンライン授業をデメリットとは、感じたことはないですが、オンサイトだとその場で相手の顔と雰囲気、感覚を読むことが言葉に活きていることを痛感しました。でもこの気づきもこのオンライン授業に出たからだとおもいます。対面式の授業も経験をしているので、あのクラスの雰囲気、人と人の距離感を恋しく思ったりはしましたね。

 

―これから留学を検討している方に事前準備としてオンライン授業をお勧めしますか?  必要な準備やアドバイスがありましたらお聞かせください。

全力でお薦めしたいです。英語スキルを高めたいという人、ご自身の英語能力、又経験値、限界値を図りたいという方、全ての次のステージの為に良い機会になると考えます。いつも思うのですが、留学という経験は英語力だけではなく、人間力や思考力、軸の形成等全ての成長に繋がります。実際にポーランドに留学したときも、先生の言葉で些細なことに自信を持てたり、思いもしなかった窮地を自力で脱することが出来たり、家族への思いを確認することが出来ましたし、今回のオンライン留学を経て、自身のバイタリティー、キャパシティを捉えることが出来、早くも次の目的への行動に取りかかっている自分がいます。ぜひ、たくさんの人に挑戦して頂いて、その後の自分の成長や変化した思考に、驚き喜びを感じて頂きたく思います。

 

取材を終えて

学生のうちだからこそ、留学をして確かな英語力を身に着けたい、人と異なる経験をして就職活動に活かしたい、そんなメッセ―ジは良く聞かれます。菊地さんは、いま行動に移せる最大のことを「オンライン留学」と捉えて、いま出来ることに注力されていたのが印象的でした。常に、今の自分を超えていく努力こそ、これからの時代をつくる生き方にかんじられました。

さぁ!菊地さんに続いてステップアップしたいという方は、今年新たに発表されたカプランのバーチャル留学-「K+LIVE」と「K+LIVE Express」を体験してみませんか?

現地さながらの「英語+α」の魅力を余すことなく体験いただけます。

お問い合わせはこちらから

 

 

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