サンディエゴ留学体験談|これからも「楽しみながら」英語学習に励みたい

大学4年次で世界一周を経験し、今では世界を舞台に活躍する“旅するクリエイター”こと清澤一輝さん(@kazukiyo0427)が、約3週間の短期留学を終えカプラン サンディエゴ校を卒業されました!前回のインタビューでは、サンディエゴでの留学生活やカプランでの学校生活についてお話を伺いました。今回は、今までに経験したフィリピン留学との違いや今回の留学で得られたことなのについてお伺いしました!

サンディエゴ短期留学体験談Vol.2:清澤一輝さん

 

グループレッスンは食い気味の姿勢が大切


- フィリピン留学との違いはどんなところだと思いますか?

まず最初に。僕らが目的としている「英語学習」について。

「授業面」は大きく違います。
フィリピン留学は、基本的にマンツーマンレッスンです。

一方、こちらは基本的にグループレッスン。
主体的に動かないと、あっという間に分からなくなってしまいます。

なので、"授業への精神面の姿勢"が、全然違うなと感じました。

ネイティブスピーカーの先生と、
グループで授業を受けていく感じは、
経験したことがなかったから、すごく良かったです。

フィリピン留学では、いい意味でも、悪い意味でも、
マンツーマンレッスンに"甘えてしまう"。
分からないところがあれば、止めて、何度だって質問ができます。

それはビギナースピーカーにとって、
とても良いポイントだと思います。

一方こちらでは、
生徒が寝ていても、ボケっとしていても、宿題をしていなくても、
授業は勝手に進んでいく。

「まさに自由の国」。

"付いて来いよ?"と言わんばかりに、授業は前に進みます。
だから、生徒さんの"授業への精神面の姿勢"が問われます。

楽しくても、食い気味で、
何が何でも、"英語を習得してやる"という
姿勢がある人はとても良い環境だと思います。

もちろん、分からないところがあれば、
授業を止めて(または授業後に)聞く。
そんな姿勢が必要です。

また、自分が蓋を開けようとしなかった(分からないことさえ分からない)部分にフォーカスが自然と当たって、
新しい探求に気付けたことはすごく良いことでした。

サンディエゴ短期留学体験談:清澤一輝

 

- レッスンの形態が違えば、生徒さんの意識も違ってくるのですね。それでは、生活面での違いはありましたか?

もちろん生活面も全然違います。
学校で友達と話すときは英語。
耳にする言葉も英語。
日常生活でも必ず英語。
土日どこかに行くときも、もちろん英語。

どんなことをするにも、
英語を"頑張って"話す環境は、
フィリピンではない感じがしました。
特に耳にする英語が、全て英語の環境は、
とても刺激的でした。

その生活がよかったなと思ったのは、
語学学校を卒業して、3年前の世界一周で
仲良くなったサンディエゴの友達の家に
遊びに行った時に気付きました。

当時よりも圧倒的に、英語との距離が近づいていました。
その友人ともより仲良くなれて、本当に嬉しかったです。

ネイティブスピーカーと話すことに
抵抗がなくなっている自分がいたのは、
すごく嬉しかったです。

 

卒業してからも言語学習は続く、だから「楽しみながら」が大事


- 語学留学や海外生活は既に何度も経験されている中、今回の留学を通しての発見・収穫はありましたか?

もっともっと言語を学び、
自分の人生で、活用したい!そう強く思いました。

僕はすでに44カ国も旅しているし、
語学留学もしたことがある。
世界中を舞台に、ずっとなりたかった
"クリエイター"という職業にも付くことができました。

が、今回のサンディエゴ留学で、
あたらめて「自分のライフスタイル」を
客観視することができました。

中でも、仲の良いトミー先生が最後に言った一言が印象的です。

「この学校を卒業しても、
言語学習から卒業できるわけじゃない。
やりたければ、一生かかる。

楽しむ気持ちをなくしたら、
そこでやめてしまう。

だから、step by step(一歩ずつ)だ。
楽しみながらやろう。」

この言葉のおかげで、
まだまだ、楽しみながら、
海外に憧れを持ちながら、
言語学習に励んでみようと思えたことは、
大きな収穫だと思います。

サンディエゴ短期留学体験談:清澤一輝

 

恐怖や不安の先に成功がある。そう感じるのは、挑戦している証拠。


- 最後に、留学を考えている人に、メッセージをお願いします!

これは「留学前」のインタビューでも触れたんですが、
僕にとって、英語は「旅を楽しむため」のツール。それだけなんです。

「英語を話す」ことが目的でなく、
「英語を活用する」ことが目的なんです。

よく「英語を話したいから留学しに来た」という生徒さんと出会いますが、
英語を勉強すればするほど、「言語」を習得することはできます。
でも「言語」と「知識」は全くの別物で、
言語力があっても会話できないことはあります。

例えば、僕は日本語はペラペラです。
だけど、バスケットボール選手の知識がないから、その会話が出来ない。

というように、たとえ、日本語が喋れるからって、
いつでも誰とでも会話ができるわけではないです。
ここには「コミュニケーション能力」というものが必要です。

見た目のコミュニケーションもあれば、
会話の内容、声の大きさ、その時の雰囲気、
すべてが揃って「コミュニケーション」が生まれていますね。

だから、同じ共通言語を持っていたとしても、
"会話が出来ない"こともあります。
...

なので、
「全く英語が喋れない」
「文法が中学生の時に止まっている」
「文法は出来ても、外国人と喋ることが出来ない」と感じてしまっている、そこの君。

僕らは 「言語」を学ぼうとしている。
たとえ、同じ言語を持つ人間同士でも、
コミュニケーションを取り合うこと、
知識を持って、意見を言うこと、
これって、すごく難しい。
人と人との価値観だって違うんだから、
ほんと難しいよね。

それに加えて「言語」を足すだなんて、
考えたらため息が出ちゃうよ。

ただね、
そんな「挑戦」をキミはしようとしている。
長い長い道のりが、キミを待っている。
ワクワク・ドキドキの反面、不安があったり、
ちょっと怖いなって思う自分がいるだろう。

でもね、
成功とは、常に"恐怖の向こう側"にあるものなんだ。
すこしでも恐怖/不安を感じているってことは、挑戦してる証拠。

変化とは、なにかを失うことじゃない。
変化とは、なにかを得ること。

現実の自分と、理想の自分の
ギャップを埋めることが出来るのは、
他でもない、自分しかいない。

大丈夫。なんとかなるから。

じゃ、世界のどこかで会いましょう!

サンディエゴ留学体験談:清澤一輝

 

清澤さん、ありがとうございました!
今では、様々な国から来た留学生や現地の人と問題なく英語でコミュニケーションがとれる清澤さんですが、世界一周前の英語は中学レベルで止まっていたそうです。そんな清澤さんだからこそ、初めて留学する誰もが感じる「不安」や「恐れ」にも寄り添った、とても前向きで勇気の出るメッセージですね。語学学習を始めるのに遅すぎることは決してなく、真剣に向き合えば、語学力だけでなく自分の成長にも気づけるのが語学留学の醍醐味であると私たちは思います。勇気が出ない人も、迷っている人も、これを機に語学留学についてもう一度考えてみませんか?

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