教師インタビュー: Tatiane先生(ロンドン校)

皆さんに好評の、カプラン自慢の英語講師たちをご紹介する教師インタビューシリーズ!
今週のインタビューゲストは、ロンドン レスタースクエア校のシニア英語講師(中級レベルのクラス担当)であるTatiane Depieri(タティアーン・デピエーリ)先生です。Tatiane先生はブラジルのご出身で、 英語教育(ESL)に携わって9年のベテラン教師。カプランのレスタースクエア校で教鞭に立たれて2年目(2013年11月インタビュー当時)になります。インタビューでは、主に英語教育現場の視点から考える、ESL(English as a Second Language:非英語母語話者に英語を第二言語として教える教育)について詳しくお話しをお伺いしました。

このブログ記事の最後部分に、短い英語クイズのビデオがあります!ぜひ腕試ししてみてね!
先生が話す英語を注意深く聞いて、文法間違いを当ててね! :-P

カプラン英語教師のTatiane先生
Tatiane先生 英語教育に情熱を注ぐ熱血教師です!

どうして、英語の先生になりたいと思われたのですか?

私は昔から、色々な語学が好きで、子供の時に英語の勉強を始めました。英語を話すことで、皆さんが世界のどこでもコミュニケーションをとることができることは本当に素晴らしいことだと思います。
語学はそれだけで私には魅力的で、他の人たちも学ぶ機会をもって、私と同じ経験をすることができればと思っていました。

先生の指導スタイルについて教えていただけますか?

私は、学びを面白くする先生でありたいと考えています。クラスではバラエティーに富んだアクティビティーをしたり、生徒の興味を引くトピックを扱うことが好きですね。例えばリーディングにフォーカスを置いた授業なら、生徒が後で話し合えるような内容を選びます。それと同時にボキャブラリーと文法もしっかりと学べるようにします。私は文法を教えることが好きなので、この分野は私の強みの一つだと思います。

私の指導スタイルにはコミュニカティブアプローチを取り入れています。学生にはとにかく英語で発話してほしいと考えているため、主に会話とライティングを通して英語でコミュニケーションを取れるようになっていただきたいですね。英文法の練習など退屈だと思われがちなテーマでも、学生が常にフレッシュな感覚で授業課題に取り組めるように、豊富なアクティビティをトピックにリンクさせるように心掛けています。

私は、かなり厳しい先生でもあるため、学生たちはきっと宿題ばかりだす先生だと思っているかもしれないですね。 :-o

学生に見られる一番よくある間違いは何ですか?
またそれをどのように克服できるとアドバイスをしますか?

言語の間違いは主にその人がどこから来たのか、どの言語が第一言語かにもよります。生徒が学習においておかしがちな間違いは大きく二つあると思います。一つ目は、文法の本を読むだけ、そのルールを覚えるだけで英語が話せるようになると考える学生がいます。でも、それはありえないですね、語学はルールだけではありませんからね。それとは対照的に、学生の中にはクラスに来るだけで語学を習得でき、一年で流暢に話せるようになれると考える方もいます。期待が高いのも、時に問題ですね。私からのアドバイスとして言えることは、気は楽に、でも勉強もすることです。ルールを覚えながら、毎日の実生活で言語を使う学習と演習のバランスを見つけて、学びながら楽しんでください。

仕事の中で一番楽しいと感じる部分は何ですか?

もちろん、諸外国から来る人々に出会えること、そして彼らから学べることです。一人の英語講師として多くのことを学びます。私は世界中からの生徒を教えているため、常に彼らの国や文化について学んでいます。その意味で、生徒と交流できる時間が私にとっては一番楽しく感じられます。教師として、彼らの進歩を見れる点もまたうれしいですね。学生が下から上のレベルに進むのを見守れるということは素晴らしいことです。本当に報われた気持ちになりますね。

あきらめてしまう生徒がいたら、なんて言ってあげますか?

私なら、「だめよ!あきらめないで!(DON’T GIVE UP! DON’T DO IT!)」と言って励ますと思います。 語学を学ぶことは時に、辛いことかもしれないです。でもそれがどれだけ価値のあることか、いつか目標に達してコミュニケーションができるようになった時にわかるでしょう。とにかく、自分の間違いを見極め、改善のために何をすることが必要なのかについて把握できさえすれば、弱点部分に重点的に取り組むことができますし、それと同時に上達もしていきます。

英語講師になりたい人に何かアドバイスはありますか?

英語教育に携わる仕事はとても素晴らしい職業なので、「是非なってください」と言いたいです。英語を教える仕事は楽しくてやりがいがあります。また、あらゆる人々との関わるため、毎日同じことの繰り返しということはありえませんし、学生が求めるコミュニケーション能力を養うお手伝いすることができます。コミュニケーション能力は、一度身に付けば一生物です。「私が今ここにいるのは、私に英語を教えてくれたあの英語講師がいたからだ」とあなたのことをずっと覚えていてくれる生徒がいると思うと、自分の仕事は素晴らしい職業だとつくづく思います。

お気に入りの休日の旅行先はどこですか?

そうですね、沢山ありますね。旅行が大好きなので、だから色々な人に出会うことができるこの仕事が大好きなのかもしれないです。今、私の好きな旅行先は、タイです。実は、もうすぐタイに行く計画を立てているんです!タイは、絶対に私の好きな旅行先の一つになると思っています。

英語を勉強中のあなたへ、Tatiane先生からのワンポントアドバイス!
アドバイス中に文法間違いが1つあるから、答えをコメント欄に残してね! ;)

https://www.youtube.com/watch?v=0M7RMtAZlRw

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